尾木ママ、五輪無観客開催を一貫して主張 「ちまちまルールは誤解と混乱の元」
ブログを更新した尾木ママ。東京オリンピック・パラリンピックでの観客の扱いについて私見を述べた。
尾木ママの愛称で親しまれている教育評論家の尾木直樹氏が21日、自身のAmeba公式ブログを更新。東京五輪の観客の扱いについて私見を述べている。
■会談での結論を不安視
「無観客しかありません」と題したブログを投稿した尾木ママ。
同日、東京オリンピック・パラリンピックの大会組織委員会や政府、IOCなど5者による会談により観客の扱いが決定されることについて、「メンバーのみなさんの思考回路、様式が視野狭窄や政治判断に陥ってないか」「今一つ信頼できないというか」と不安をあらわにしている。
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■「スッキリさせることが一番」
さらに観客の扱いについて「無観客試合でアスリートのみなさんには競技だけに打ち込んでいただきたい」と語る。
「サポーターあってのスポーツであることは誰よりも理解しています」と観客の重要性については理解を示しているが、「ちまちまルールは誤解と混乱の元。シャープにすべきです」と収容人数の50%以内で上限を1万人とする経過措置についても反対のようだ。
その上で「このパンデミック下の大イベントでは『スッキリ』させることが一番」と述べた尾木ママ。無観客での五輪開催に一貫した姿勢を示しており、最後は「日本のリーダー力が試されます」「決断を見守りたい」と投稿を締めくくっていた。
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■ユーザーからも切実な意見が
投稿には「無観客にしないとどんどん上限も増え管理が難しくなるし、国民の不安も大きくなるばかりです」「観客の選別だの何人にするかなどの議論は全てカットするべきだと思います」と尾木ママに共感の声が。
また「安心安全のオリンピックでお願いしたいです」「無観客でお願い」「オリパラを決行するなら無観客です」とユーザーからは切実な意見が寄せられていた。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)