「世界最小赤ちゃん」のギネス世界記録を持つ男児 手厚いサポートを受け満1歳に
生存確率ゼロ%と言われた赤ちゃんが、満1歳の誕生日を迎えた。担当医や家族の喜びはひとしおだろう。
■ギネス世界記録を更新
そして2020年12月、リチャードくんは6ヶ月間もの入院生活を経て、無事に退院。自宅での生活が始まり、さらにはギネス世界記録の『世界で最も小さく生まれ、生き延びた赤ちゃん』に認定された。
担当した医師は、「壊れてしまいそうなほどもろく、小さく、肌は半透明で、ろっ骨と血管が透けて見えていたあの子が、こんなにも元気に育ってくれるなんて…」「リチャードくんを、とても誇りに思います」と話している。
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■満1歳を祝福
リチャードくんは今月5日に満1歳の誕生日を迎え、両親や親戚、3匹の愛犬たちに囲まれてお祝いをした。
最新医療技術による保育環境や治療、そして決してあきらめず、懸命な努力を続けた医師と愛情深い両親のサポートを受けるリチャードくん。元気に成長していくことが望まれている。
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(文/しらべぇ編集部・桜田 ルイ)