漁港直送の新鮮なネタたっぷりの「映え丼」がスゴイ 何が出るかは当日のお楽しみ
店内のカウンター席は、実際に料理をしている姿を楽しめるライブ感満載の特等席。
石川県金沢港に漁船が帰港するのは、夜の8時〜9時。すぐに市場でセリ落とされた魚はまだ活きているものもあり、新鮮そのもの。また、朝のセリでは、県内各地から早朝に水揚げされたばかりの定置網の魚がずらりと並び、次々にセリ落とされ、いきいき魚市で販売されている。
そんな金沢港直送の新鮮なネタが山盛りとなった「映え丼」が話題を呼んでいる。
■ライブ感満載のカウンター席
昨年金沢駅近くにオープンした『魚よし かに吉』は、かに専門店でありながら、さまざまな新鮮な魚介料理を楽しめる。店内のカウンター席は、実際に料理をしている姿を楽しめるオープンキッチンとなっており、ライブ感満載の特等席。
そのため地元客だけではなく、観光客にも人気のスポットとなっている。その店で今大人気となっているのが、映え丼だ。
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■その日厳選1種類のみ提供
20年以上取引が続く金沢港直送の魚店・竹庄から、前日にオススメのネタを聞き、当日に大量に仕入れる。そのネタを丼ぶりに山盛りにして提供。当日提供される映え丼は、1種類のみでその日に来店するまで、内容が分からないシークレット感も楽しめる。
今までで一番人気があったのはガスエビ丼で、ガス海老が20匹とキャビアが乗っていた。ガスエビとは、富山・石川で食される、殻が茶色のエビ。
ガスエビという通称で呼ばれるが、その種類はさまざまで、石川では「クロザコエビ」と「トゲザコエビ」の2種類がガスエビとされており、それぞれ旬も、生育場所も違う。