東京都目黒区立の小中学校が五輪観戦中止決定 教委は「全校長から不安の声が」
「組織委員会が学校連携プログラムの中止を発表しない限り、都教委として中止にすることはない」と担当者。
■都医師会も止めたほうが良い
東京都医師会の尾崎治夫会長は、22日の会見で「児童・生徒の観戦は、やはり止めたほうが良いという意見だ」と述べた。学校連携をめぐっては、教員らが行動を管理することで感染リスクを下げられるとして、観客上限の数とは別枠になっている。
ただ、安全に引率できないといった理由などから、キャンセルする自治体が相次いでいる。
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■都教委としては中止にしない
東京都教育委員会は、このような事態を踏まえ改めて各市区町村教委に意向を確認する方針。教委オリパラ担当は、取材に対して「やるかどうかの判断は、各教委や学校に任せるのが都教委の一貫したスタンス。
このため、組織委員会が学校連携プログラム中止を発表しない限り、都教委として中止にすることはない」と話す。
また、「オリンピック時の交通状況や地域住民への配慮から、観光バスを使わずに公共交通機関を利用することを求めている。そのため、各学校で学年を分けて移動するなどの感染防止への工夫がみられる」と述べた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)