東京密着型中華「福しん」が手がける謎の自販機が話題に コスパは業界随一?
コロナ禍にありがたい中華料理の自動販売機。現地まで足を運んで分かったこととは…。
■焼き方の説明書も…
一方で、購入方法は意外にもデジタル。パネルに表示されている番号をタッチするだけだ。ちなみに自販機の横にはビニール袋も完備されているので、持ち運びに心配はない。
自宅に持ち帰ってから冷凍餃子が入った容器を取り出すと、丁寧に焼き方の説明書までも入っていた。自販機なのでそのままチンすれば食べられると思ったが、フライパン調理が必要なようなのでさっそく焼いてみようではないか…。
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■かなりリーズナブルな餃子
焼き方はサラダ油をひいたフライパンに餃子を並べ、水を入れてフタをするだけ。しばらくしてから少量のサラダ油をひいて数分焼き上げるとすぐに完成。自宅で作ってもパリパリで美味しいものを食べることができる。個人的にはちょっと長めに焼いた「よく焼き」がおすすめだ。ラー油&酢醤油でもいいが、まずは酢とコショウの組み合わせでもいいかも。これはビール必須。
人気の無人餃子販売店「餃子の雪松」の価格を見てみると、36個で1,000円。福しんは30個で600円なので、だいぶリーズナブルといえるだろう。それだけに設置されている店舗数が少ないのだけは残念なポイント。
また基本的に24時間営業だが、水天宮前T-CAT店は施設の閉館時間に合わせて21時までとなっているので注意が必要だ。
【福しん水天宮前T-CAT店】
住所:東京都中央区日本橋箱崎町42-1 東京エアターミナルビル本館2階
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)