河野太郎大臣、ワクチンめぐるデマを次々と否定 不妊や安全性の問題は…

河野太郎大臣が自身のブログで、ワクチンについて「デマが流布」されているとして、一つずつ説明している。

2021/06/24 15:15


 

■実験用のネズミやネコについて

「ワクチン接種された実験用のネズミが2年で全て死んだ」というものについては、「実験用のネズミの寿命がそもそも2年程度ですから、ワクチンを接種した人間が100年で全て死んだといっているのに等しいことになります」と指摘。

その後、「ワクチン接種された実験用のネコが全て死亡した」という言説に替わってきているとして、「ヒトに関する研究の前段階としての動物実験でネコは一般的に使われません。現に、ファイザー社のワクチンの研究でネコが使用されたことはありません」とつづる。


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■「不妊が起きる」とのデマには

また、「ワクチン接種により不妊が起きる」というデマについては、「コロナワクチンに限らず、どんなワクチンに関しても流されるデマの一つです。これまでのワクチンで、不妊が起きたことはありません。今回のコロナワクチンでも、不妊が起きるという科学的な根拠は全くありません」と強調。

ファイザー社の元Vice President(主任、長の補佐、副職の地位にあたる役職の意)だという人物の言説として「『胎盤を形成するシンシチン-1という蛋白とスパイク蛋白が似ているため、スパイク蛋白の抗体がシンシチン-1も攻撃してしまう』と主張しましたが、実際には抗体が反応するために大切なアミノ酸の配列は似ているところが少なく、そのような反応が起きたことは確認されていません」とした。

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■体内への成分の蓄積は
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