女子学生を無断撮影し「顔面偏差値」でランク付け 中国の写真展に批判殺到

「真実を語る権利がある」「ミス・キャンパスを探すお手伝い」と語るアーティスト。非を認めようとはしない。

社会

2021/06/25 11:30

女子大生・大学生
(AntonioGuillem/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

女性をあれこれ品定めし、美醜を批判することは果たして「芸術」なのか。このほど中国の現代アートギャラリーで、あまりにも品格に欠ける個展が開かれた。イギリスのメディア『The Sun』『INSIDER』などが報じ、物議を醸している。



 

■外見を評価し順位付け

中国・上海の呉淞江(蘇州河)沿いで、古い歴史を持つ倉庫街の一角にあるアートギャラリー『OCAT上海館』。ここで差別に満ちた写真展が開かれ、アーティストとギャラリーの双方に批判が殺到している。

問題があったのは、中国の宋拓(Song Ta)というアーティストによる『どんどん醜くなる』という写真展。彼は撮影した女子学生たちを顔面偏差値でランク付けし、「最高の美人~最悪のブス」として、写真を順位に従って並べた。


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■5,000枚の無許可写真を保有

個展のために準備されたのは、なんと7時間分の動画だった。ある大学のキャンパスで無断で撮影され、5,000枚を超える画像が使用されたという事実にも、著作権、肖像権の侵害だと批判が殺到している。

これまで『OCAT上海館』は、国内外の優秀なアーティストとその作品を多数紹介してきた。それだけに、今回の騒動でギャラリーとしてのグレードを下げた感は否めない。

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■人を傷つける作品が芸術?

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