動物園で遭遇したクマ、まさかの行動に… 野球ファンから怒涛のスカウト相次ぐ

宮城県・仙台市にて発見されたクマ。どう見ても中に人の入っている様子が、ネット上で話題となっている。

2021/06/26 05:45


 

■案の定、ヤンチャな四番打者だった

ツイート投稿日の14時ごろ、動物公園で件のクマを発見したはるさんは「これ中に人入ってるでしょ…」と思いながら、写真を撮影したそう。なお、クマが丸太のバットを振り回す様子に対しては「バットに振り回されているように見えたので、まずは自分に合ったバットを見つけてほしいです」とコメントしており、選手を長い目で見守る名指導者を連想させる。

続いて動物公園の担当者に詳細を聞いてみると、話題のクマは昨年2月12日生まれのオスで、名前は「アオバ」というそう。ちなみに種名は「ツキノワグマ」で、アオバは好奇心旺盛な性格をしているとか。

ツキノワグマ
(画像提供:八木山動物公園フジサキの杜)

「木の棒を振り回したりかじったり、プールに入るのも好きなようです」「水が流れている場所を前足でバシャバシャしたかと思うと、突然プールから勢いよく上がって展示場を走り回ったりと、やんちゃな様子を見ることができます」と、担当者も思わず目を細めだす。

なお同園にはもう1頭「ツバサ」という名のツキノワグマがおり、こちらも棒やタイヤを振り回して遊ぶ様子が昨年話題に。こちらの凄まじくかわいい様子は園の公式YouTubeチャンネルにもアップされているため、ぜひチェックしてほしい。


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■東北が誇る観光スポット

開園して55年を迎える同園は、東北随一の規模を誇る動物園。その魅力については「なんといっても、ゾウやキリン、サイ、カバ、シマウマなどのアフリカの人気動物が水辺を囲んで一堂に介するアフリカ園です。環境生態展示を採用しており、アフリカのサバンナの雰囲気が味わえるようになっています」と熱いコメントが見られた。

さらには「猛獣舎」のコーナーでは日本国内でも数園でしか見ることができないスマトラトラや、カナダのツンドラを再現してのホッキョクグマの展示を実現しているというから驚きである。

ヤギやヒツジ、モルモットやウサギと触れ合うことができる「ふれあいの丘」などのスポットのほか、ゾウやカバ、ニホンザルらに直接エサを与えることが可能なエサやり体験も来園者から人気だという。

ツキノワグマ
(画像提供:八木山動物公園フジサキの杜)

仙台駅から13分という立地条件の良さも素晴らしく、幅広い年代層から注目を集める人気スポットの八木山動物公園。担当者は「ぜひご来園頂き、今回話題のツキノワグマのかわいい姿をご覧ください」と笑顔で語ってくれた。


【施設紹介】

八木山動物公園
(画像提供:八木山動物公園フジサキの杜)

「八木山動物公園フジサキの杜」

宮城県仙台市太白区八木山本町1丁目43

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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

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