藤田ニコル、誹謗中傷の防止策を独自提案 「こういう顔で打ってますよって…」
モデルの藤田ニコルが、ネット上の誹謗中傷を防止するユニークな案を『サンデー・ジャポン』で挙げた。
昨年来、これまでにも増して社会的な問題となっているネット上の誹謗中傷。これに関し、27日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演した藤田ニコルが、ユニークな防止策を提案した。
■一般人も誹謗中傷の標的に
番組はこの日、タレントの堀ちえみや元日本ハムファイターズ監督・大島康徳氏など、誹謗中傷の被害を訴える著名人が相次いでいることを特集。しかし、近年では、こうした事例は一般人にも拡がっているという。
番組がリモートで取材した専門家によると、最初に緊急事態宣言が発令された昨年4月、ネットの炎上は前年に比べて3.4倍にも増えたそう。街頭インタビューでは、SNSに載せた自撮りに容姿を揶揄するコメントが寄せられたなど、一般人による被害談が明かされた。
関連記事:坂口杏里、亡き母への誹謗中傷に言及 「けど私はやっぱり負けない」
■母にも中傷が及んでいる藤田
周囲で中傷被害を受けたケースがないかと聞かれた藤田は、「お母さんが、たまに何か言われたりとかはありますね」と明かす。なんと、心ない声は一般人である母にも寄せられているという。
対策については、「(母に)『ネット見ないで』とは言ってますけど…」とそもそもシャットアウトするようにしていることを告白。じつの母への中傷とあって心を痛めているのか、「それ親に言うんだったら私に書いてこいよ、とは思いますけど」とやるせなさをにじませた。
関連記事:田村淳、SNSで誹謗中傷する人を分析 「全く届かない現実を思い知らされた」
■ユニークな防止策を提言
ここで、藤田は誹謗中傷を防止する策を提案。「なんかもう、携帯とかが今後、悪い言葉を打ってるって察知して、その時にいきなり写真撮ってほしい」「自分の『こういう顔で打ってますよ』っていう機能が欲しい」と、自身を見て我に返らせる機能を求めた。
爆笑問題の太田光が「すんごいニコニコしてたらどうする?」とおどけると、相方の田中裕二は「それはそれでちょっとサイコだしね」とポツリ。笑顔は笑顔で我に返るのではと、藤田の案に共感したのだった。
感情を読み取るAIが発達した現代、こうした機能を実装することは、あながち不可能ではないかもしれない。
・合わせて読みたい→大橋未歩、ネット上の悪口は「逆に安心する」 好印象が「すごく窮屈」とも
(文/しらべぇ編集部・玉山諒太)