おかずクラブ・ゆいP、重要な決定機逃し「…本当すいませんシタ」と謝罪
東京・六本木で「P&G『Create Inclusive Sports』」が行われ、おかずクラブ・ゆいPが会場を沸かせ続けた。
お笑いコンビ・おかずクラブのゆいP、オカリナの2人が、28日、東京・六本木で行われた「P&G『Create Inclusive Sports』~性別や年齢、身体的特徴などにとらわれない、新しいサッカーを創り、体験するイベント~」に出演。
六本木ヒルズ内につくられた特設サッカーフィールドを駆け回り会場を沸かせた。
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■誰でも平等にプレーできるルール
「Create Inclusive Sports」は、性別、ハンディキャップ、育った国、プレー経験の有無など、様々なバックグラウンドをもった人でも平等に楽しめるサッカーを模索し、創造する実験プロジェクト。
イベントには、おかずクラブ、マテンロウ・アントニー、りんごちゃん、JOY、プロフィギュアスケーター・村上佳菜子、元なでしこジャパン・丸山桂里奈、元サッカー日本代表・本並健治、同じく中澤佑二が出演。
また、ハンディキャップを持つエンヒッキ・松茂良・ジアス選手、菊島宙選手、宮田夏実選手、元ブラインドサッカー日本代表キャプテンの落合啓士氏、なでしこリーグの現役プレーヤーにして2019年に同性パートナーがいることを公表した下山田志帆選手も駆けつけ、全14名でクラッチ(松葉杖)を着用し常に片足で行う「アンプティサッカー」、周囲の音を遮断するヘッドホンを着用して行う「デフサッカー」、視界を遮断して行う「目隠しサッカー」を会場で体験した。
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■エースストライカー・ゆいP
普段のプレーなら難なくこなせるものの、突然視覚や聴覚を奪われた状態でのプレーに、思わず戸惑うタレントメンバーたち。
音が聞こえないため普段以上の身振り手振りでの連携が必要な「デフサッカー」では、右MFとして攻め上がるゆいPに決定的な場面が訪れるも、残念ながらシュートを空振り。
解説の元プロサッカー選手・北澤豪は「惜しい…あの場所に入れるのがすごい。ああいうのを教えるのが一番難しい」とそのポジショニングの上手さを絶賛していた。
その30秒後、再びキラーパスをゆいPが受けるも、再びキレイな空振り。コミュニケーションが限られた状況でも、懸命に決定機を作ろうとする姿に北澤も「そんな能力あったの!?」と再び感激している様子を見せていた。