尾木ママ、児童5人死傷の事故に怒りと悲しみ 「繰り返してはなりません」
尾木ママが、下校中の小学生が死傷した事故について触れ、児童を守る視点からの道路行政の見直しを訴えた。
■取り返しのつかない悲劇
続けて、尾木ママは「国の交通行政が高い視点から『子供の登下校の安全を確保する』政策理念を本気で考えるべきです」とし、「もう、こんな取り返しのつかない悲劇、繰り返してはなりません!」と訴えた。
そして、「亡くなった子供たちのご冥福と負傷者の1日も早く回復を心からお祈りいたします。お家の皆さん、学校関係者の皆様の心中を思うとお悔やみの申し上げようもありません」とつづった。
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■大人の責任は大きい
その後の更新でも、尾木ママは、日本の小学校での児童だけでの集団登下校の危険性について触れ、「『子供を守る』視点から道路行政を抜本的に見直すべきではないでしょうか?」と重ねて訴える。
さらに、「飲酒運転問題に包摂してしまうと、会社の飲酒管理や、結局は運転手の自覚の問題に帰してしまうように思います。もちろんそれらも大切ですが、善意や意識改革を待てません! すぐに守るにはどうするか、知恵と工夫、構造改革には資金も必要でしょう。子供たちは声上げませんから、大人の責任は大きいと思います」としている。
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■読者からも意見
ブログの読者からは、「一斉下校って不審者の観点からはいいかもしれませんが、事故の場合たくさんの命が失われる可能性があります」「正直『歩道の確保』が日本は整ってないです」などの意見が書き込まれた。
また、「歩いて登下校させるのは限界があるんじゃないのでしょうか」「スクールバスを利用できたら助かる家庭は多いと思います」といった声も寄せられている。
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(文/しらべぇ編集部・しばたけろこ)