八街市の小学生死傷事故現場 「あまりに危険すぎる通学路」を現地取材し絶句
28日に千葉県八街市で起きた小学生にトラックが突っ込んだ事故、現場付近の危険すぎる通学路に絶句。
■逃げ場のない場所も
また、花が手向けられていた場所はすぐ横に植物があり、ここで車が近づいて来た場合逃げ場がない。
もう少し小学校側に行くと一応のラインはあるものの、やはり道幅はかなり狭く、周辺をすべて見たところ通学路としてはかなり危険だと絶句してしまった。
関連記事:トラックが小学生の列に突っ込み2人心肺停止 地元建設会社は「現時点では回答できない」
■通学路で児童が長時間危険に晒されるリスク
さらに事故現場から朝陽小学校までは徒歩20分弱かかることを考えると、かなり長い時間児童が車と接触するリスクに晒されることは明らかだ。
5年前の事故からの対策でガードレールの設置や、他の場所も道幅を広くするなどの対策ができていれば今回の事故は防げていたかもしれないと思うと、非常に残念でならない。
関連記事:小学生の列にトラック… 保護者の立場を思う高橋真麻の「ひと言」に反響
■改めて徹底した対策を
現在SNSでは児童の安全のためスクールバス運行を提案する声が数多くシェアされていたり、菅首相が通学路の総点検や緊急対策を実行するよう指示するなどの動きがある。
また、今回の事故は容疑者の息から基準を超えるアルコールが検出されていることもあり、通学路の安全策だけでなく、トラックを使用する会社にも改めて徹底した対策が求められることは必至だろう。
・合わせて読みたい→小学生の列にトラック… 保護者の立場を思う高橋真麻の「ひと言」に反響
(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)