熱海市土石流被害で安否不明者80人 自衛隊・消防・警察計1500人体制で捜索中
気象予報士の千種ゆり子氏は「何かが引き金となって、新たな土砂災害が発生する可能性もある」と話す。
■1軒ずつ被災住宅を
静岡県御殿場市にある、陸上自衛隊板妻駐屯地第34普通科連隊は、県の要請を受けて被害発生当日から捜索を実施。4日は、被災住宅を隊員が1軒ずつまわり、安否不明者発見に全力をあげた。
#第34普通科連隊 は7月4日現在も、静岡県熱海市で発生した土砂災害に伴う災害派遣活動を実施中です。引き続き、全力を尽くして活動します。
動画は安否確認、避難誘導、行方不明者の捜索の様子です。#板妻駐屯地 #34普連 pic.twitter.com/ic364pTR6x— 陸上自衛隊 板妻駐屯地【公式】 (@JGSDF_ITAZUMA) July 4, 2021
広報担当によると、5日も現地で約240人が捜索活動にあたっているという。
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■火種がくすぶる状態
気象予報士の千種ゆり子氏は、「静岡・神奈川ではいまだに土の中の水分量が多い状態が続いている。土の中で火種はくすぶっていると考えたほうが良い。何かが引き金となって新たな土砂災害が発生する可能性もある」とし、引き続き注意を呼びかけている。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)