老舗洋菓子店の「シュークリーム義援金プロジェクト」に反響 購入時の注意点も

未曾有の被害を生んだ熱海市の土石流災害。そんな中、現地を支援しようと老舗洋菓子店・銀座ウエストが動いた。記者もその計画に協力すべく店に向かった。

2021/07/06 05:45


銀座ウエスト

東京・銀座に本店を置く洋菓子舗ウエストは5日、豪雨による土石流災害が発生した静岡・熱海に向けて、シュークリーム商品を使った義援金プロジェクトを始動。ネットで大きな話題となっている。


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■東京の老舗洋菓子店

銀座ウエスト

洋菓子舗ウエストは1947年の創業。銀座、青山、横浜に売店併設の喫茶室があり、その他日本橋高島屋、横浜高島屋、日本橋三越、東京駅大丸など、都心の主要百貨店に売店を展開している。

創業以降品質にこだわり、人工の保存料や着色料などの添加物は使用せず、小麦粉、バター、木の実などは何種類もの中から最上の物を選択。クッキーなどの焼き菓子のほか、クリームがたっぷりはいった人気のシュークリーム、エクレアなどに加え、プリンやコーヒーゼリーといった定番スイーツも長く人気がある。


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■売上の一部を義援金に

銀座ウエスト

5日、「この度の熱海市土砂災害の悲惨な状況を目の当りにし、一日も早い復旧をお祈りすると共に被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます」とメッセージを発信した同店公式ツイッター。

Jリーグ・清水エスパルスが試合前に義援金募集活動を実施するなど、各地で被災地に向けての寄付活動が始まっている中、「ウエストでは本日よりシュークリーム(クリームパフ・エクレア等含む)1個販売につき50円を義援金として寄付致します。皆様の温かいご支援をお願い申し上げます」と独自の活動を開始したことを明らかにした。

シュークリームは1つ税込411円。うち50円を義援金に回すということだが、「未だ、日赤が義援金口座を立ち上げていないので未定です」と、日本赤十字社の動きより前にプロジェクトを開始したことも記している。

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■ツイッターには称賛とエールの声
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