赤城山のシンボル・啄木鳥橋が一部崩落 県は「予算の関係もありなかなか困難」

「1~2年でできることではない。スピード感を持ってやれば10年はかからないと思うが」と担当者。

2021/07/06 10:20

啄木鳥橋

標高1,828メートルあり、伸びやかな裾野を持つ赤城山は、群馬県の象徴ともいえる名山。深い森と大小の湖沼、湿原を抱え、多様な動植物が生息している。その公園内にある、風光明媚な啄木鳥橋が一部崩落してしまった。



 

■2019年から全面通行止め

県立赤城公園は、赤城山頂部の豊かな大自然の中に広がる、およそ1290ヘクタールの県立公園。開設は1935年2月で、公園内の啄木鳥橋は1969年度に設置された。

しかし、老朽化により木製部材やコンクリート部材の腐食や劣化が確認されたため、2019年2月23日から全面通行止めとなった。


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■観光客にも人気

その橋の木製部の一部が、4日に落下。赤城山湖畔にある青木別館はTwitter上に「最近の大雨でついに柱が落ち、バランスが崩れ全体がゆがみ崩壊寸前?大変危険な状態」などと写真付きで投稿。

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■「早く新しい橋に」
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