熱海市・土石流の捜索現場 全国から駆けつけた警察官らを支える住民の善意

熱海市で3日に発生した甚大な土石流。救出作業を担う警察官らをサポートする住民の思いに迫った。

2021/07/08 19:40

熱海市土石流

3日に熱海市で発生した土石流は、今日で5日目を迎えた。現地は時おり激しい雨が降る悪天候の中、全国から応援に駆けつけた警察・消防・海上保安庁・自衛隊が2,000名を超える体制で懸命に救助・捜索活動にあたっていた。


画像をもっと見る

 

■撤去は少しずつ進む

熱海市土石流

多くの土砂が押し寄せた県道135号線の逢初橋。橋に程近い下流に住む市民に話を聞いたところ、「今日、橋に引っかかっていた家が撤去できたようなので、今日のように雨が降っても水が貯まりにくくなるのではないか」と作業の進展に期待を寄せた。

熱海市土石流

一方で、熱海市はこの日、新たに2人の死者が発見されたことを発表。死者はこれまでに計9人となった。


関連記事:熱海市の土石流で20人安否不明 静岡県内では連続雨量823ミリを記録

 

■135号線はいまだ通行止め

熱海市土石流

海岸線を走る県道135号線は現在も逢初橋方面に向けては、車両通行止めが続いている。逢初橋近くのガソリンスタンド・ENEOS伊豆山SS付近では、断水も続いており、今日も復旧工事が行なわれていた。

Amazonタイムセール&キャンペーンをチェック!

次ページ
■雨と土でドロドロに
トイレ警察官消防善意海上保安庁通行止め断水熱海市土石流釣具店レインウェア被災現場逢初橋伊豆山
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング