メイドたちに愛された「アキデニ」が閉店、ネットには惜別の声も
秋葉原ファンに愛され続けた「デニーズ」が8日15時をもって閉店。記者は閉店時間の様子を見に向かった。
■メイドにとっても息抜きの場
長年メイドとして秋葉原で働いてきたAさんに話を聞いた。
「当時はアキデニと呼んで、バイト仲間と集まってました。近くにロイヤルホストもあったのですが、あそこは高いのでメイドたちはアキデニでしたね」と当時を回顧。
続けて「でもご主人様(お客さん)も超ここにいたので、プライベートの会話が一切できなかったことを思い出します(笑)。無くなってしまうのは本当に寂しいですね」と青春時代を懐かしがっていた。
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■最終日は「別れの雨」
営業終了日、記者は現場に行った。当日はあいにくの雨。閉店間近になると食事を終えた客が続々階段を降りてきて、店舗の写真などを撮影していた。男性グループが多く、みんなどこか寂しげだ。
15時ぴったりになると、大量のファイルを手にした関係者らしき一団が店内に。この場所が次、どんなお店に生まれ変わるのか、アキバファンも記者自身も注目している。
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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤)