追加接種3回目の副反応はさらにキツイ 新型コロナワクチン治験参加の米医師が告白
「ワクチン接種を繰り返すより、治療薬の研究と完成に重点を」と望む声は一層高まっている。
■肩は殴られたような痛み
この件に強い関心を示していたユタ州のメディア『DESERET』は、さっそくハイザー氏の「やはり同じような副反応で、3回目はさらに少し強くなった。悪寒がひどく、痛みはまるで肩を強く殴られたような感じがした。モデルナ製だったせいもあるかもしれないが…」という感想を紹介。
休みを取り、頭痛と熱にはイブプロフェンの鎮痛解熱剤で対処したという。
なお、米国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長は、ウイルスベクターワクチンであるジョンソン・エンド・ジョンソン社の新型コロナワクチンについても、追加の接種が必要になる可能性があると述べている。
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■世界が望む治療薬の完成
ハイザー氏が説明した3回目接種の副反応の様子に、「あの苦痛をさらに強くしたものを、また乗り越えなければならないのか」とウンザリ、あるいは新たな不安や恐怖を抱いた人は多いことだろう。
「せめて先に検査して、体内の抗体の数値を確認してからにしてほしい」「効果が95%前後と絶賛されているから強い痛みにも我慢ができた」「ワクチンより、治療薬の研究と完成に重点を置いてほしい」といった声は世界中からあがっている。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)