米遊園地のウォーターアトラクションで転覆死傷事故 ほぼ同型が日本にも
スタッフも来園者も安全をしっかりと守り、楽しめるものであってほしい。
アメリカ・アイオワ州の遊園地で3日夜、人気のウォーターアトラクションが川下り中に転覆事故を起こし、死傷者が出た。現在も事故の原因について調査が行われているが、5年前にも死亡事故を起こしたアトラクションだという。『KTLA』『Des Moines Register』『KCCI』など多くの海外メディアが続々と報じている。
■人気のアトラクションで事故
事故はアイオワ州アルトゥーナにあるアドベンチャーランドパークという遊園地にあり、この時期は特に人気の『レイジングリバー(Raging River)』というウォーターアトラクションで起きた。
これはチューブ型の丸いボートで6人乗り。急流の川をくるくる回りながら下り、水しぶきを浴びたり、岩肌に激突したり、ダイナミックな渦に大きく揺すぶられる度に、歓声が上がるという。
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■1名が死亡、1名が重体
現地時間の3日夜、そのレイジングリバーの一基がある地点でいきなり転覆した。4名が救急搬送され、翌日にマイケル・ジャラミロくん(11)が死亡。2名は軽傷だが、もう1名の未成年者が意識不明の重体だという。
アルトゥーナ市消防局は、「非番のスタッフも含め、多くのスタッフが人命救助のため迅速に対応していた」と一定の評価をしているが、このアトラクションでじつは5年前にも同様の事故があった。