大谷翔平選手、ホームラン競争は「初戦敗退」も日米ファン大いに沸かせる

大谷翔平選手、ホームラン競争は初戦敗退したものの、多くの日米ファンに感動を与えた。

2021/07/13 12:15

大谷翔平

ロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平選手は12日(日本時間13日)、コロラド・ロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドで行われた、ホームランダービーに出場した。



 

■第一シードの大谷選手

MLBオールスターゲームの前日に行われる恒例行事のホームランダービー。メジャーを代表するスラッガー8人が1対1のトーナメント方式で対決し、本塁打が多いほうが勝ち上がる。

出場選手順は、今季の本塁打数でシード順が決まり、33本でリーグ1位に立つ大谷選手は最後に登場する第一シードに入った。

制限時間は3分(決勝は2分)というルール。終了後はイベントが一番盛り上がるボーナスタイム。ボーナスタイムは30秒だが、その前の3分間に飛距離475フィート(約144.8メートル)以上の本塁打を打った選手はここでプラス30秒が追加され、さらなる量産が狙えるルールなのだ。


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■ソト選手との死闘を演じた

大谷選手は第一ラウンドでフアン・ソト外野手(ワシントン・ナショナルズ)と対戦。開始1分までは、ボールにドライブ回転がかかってしまい、なかなかスタンドに入らない。それでも45秒の休憩後に本塁打を連発。4分間(ボーナスタイム1分)で22本を記録し、ソト外野手に並んだ。

そこから1分間の延長戦に入り6本の本塁打をかっ飛ばすも、ここでも合計28本で同点となりスタジアムからは大歓声が上がり続けた。

全然決着がつかない白熱の展開に、とうとう最後は3スイングで本塁打数を競うサドンデスに突入。先攻のソト外野手が3本全てスタンドに入れたものの、大谷選手はファーストスイングでゴロを打ってしまい、惜しくも第一ラウンドで敗戦となった。


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■朝からファンは大喜び

大谷選手の雄姿を見たファンからは、「惜しかったけど、楽しい時間をありがとう」「最高のエンターテイメントだった」「本人も楽しそうだし、良かった」というポジティブなコメントが続出。

その他には、「あれはソトを褒めるしかない」「ソト選手の勝負強さがすごい」など、対戦相手を称えるコメントも多くみられた。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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