横浜の積乱雲の様子がまるで世紀末 撮影者は「決定的瞬間まで2時間待った」
「稲妻や雨上がりに虹が見える場面もあり、わざわざ展望台にあがって大正解だった」と撮影者。
■2時間待って撮影された光景
話題の写真の撮影者は「夕方から大気が不安定になる」との予報を聞き、午後1時頃に横浜みなとみらい地区に到着した。午後2時過ぎに関東西部に雨雲が発生していることをレーダーで確認すると、ランドマークの展望台にあがり、そこで雲が来るまで2時間待つことで、本記事のトップで紹介しているこの見事な写真の撮影に成功したという。
撮影者は記者の取材に対し「その後、稲妻や雨上がりに虹が見える場面もあり、わざわざ展望台にあがって大正解だった」と語った。
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■何度来ても楽しい街
撮影者は、幼い頃から鉄道が好きで写真歴は20年。最近は横浜周辺での撮影をよく行っているそうで、「みなとみらい地区は一気に開発された街なので、建造物に統一感がある。街全体を一つの被写体とすることで、角度によってさまざまな表情が見られる。何度来ても楽しい街」と話す。
最後に「人に感動を与えられる写真を目標にしているが、今回のような自然現象はときに人的被害をもたらすこともある。そのため、写真を見た相手がどう思うかということについても考えさせられた」とも話していた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)