窓と網戸の隙間に鳥の巣とヒナが… 発見者は「約2週間使っていなかった部屋」
「このサイズで目のあたりに白っぽい羽根があるため、キセキレイの可能性が高い」と専門家。
■巣の形状から判断すると
鳥類に詳しい大阪市立自然史博物館の池田氏は、この画像を確認した上で「小さいヒナについては、画像だけでは種の特定はなかなか難しい」と話す。その上で「巣の形状からしてセキレイ類のように思える」と語った。
また、「場所からしてセグロセキレイかキセキレイか。このサイズで目のあたりに白っぽい羽根があるため、キセキレイの可能性が高い」と述べた。
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■巣立つのは25日前後か
神奈川県に繁殖するキセキレイとハクセキレイ、セグロセキレイのいずれもヒナへのエサやりはオス・メスともに行うという。抱卵は、夜間はメスだけが行い、昼間はオス・メスともに行うそうだ。
どのセキレイも、卵がかえるまで約2週間かかり、その後ヒナが育つまでさらに同じ期間を要すという。「画像のヒナはまだ小さいが、少し羽根が伸びているので、孵化(ふか)直後ではない。巣立つのは今月25日前後だろう」と池田氏。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)