大阪で車を運転していると… 突如現れたドンキの「エモい」外観が話題に
大阪に存在するという、一風変わった外観をしたドン・キホーテ店舗。今回はその謎に迫ってみようと思う。
■外観だけの「出オチ」かと思いきや…
見た目や名前のインパクトが強い建物を見つけた際、やはり気掛かりなのは「出オチか否か」という点だろう。もの凄い外観・名前をしていたので入ってみたが、中は案外普通の店だった…というパターンだった日には目も当てられない。
そのため今回の取材の際も、外観にパラメータを全振りしている店だったらどうしよう…と若干の不安があったのだが、同店は今月1日に「オフプライス館」をオープンしたりと、外見に負けず劣らずのユニークな展開を実施している。
担当者曰く「トレンド感あふれるアパレル商品を中心に品揃えております。宝探し感覚で、掘り出し物を見つけにお越しいただけますと嬉しく思います」とのことで、店舗外観と相まって「コンテナに詰まったお宝」を連想してしまった。
なお1階では、ドンキのプライベートブランド「情熱価格」の取り扱い数を大幅にアップ。同ブランドは口コミの広まりやテレビでの紹介もあって人気が高まり、品薄になってしまう商品も少なくないため、オフプライス館と併せてこちらもチェックしておきたい。
関連記事:ドンキ店頭で便利すぎる自販機を発見 女性ユーザーから「全国に置いて!」の声
■そもそも何故、コンテナなのか?
続いては、気になる「外観」デザインについて詳しく話を聞いてみると「道路から目につきやすいよう、コンテナを模した特徴的なデザインに致しました」「海岸に立つ倉庫をイメージしております」という回答が。同店は2004年のオープン時から、現在のような外観となっているのだ。
なお外観に使用しているのは本物のコンテナではなく、あくまで「コンテナを模したもの」だそうだが、絶妙な色褪せ具合などのヴィンテージ感が妙にリアルなため「港で実際に使用されていたコンテナを調達してきたぞ」と言われても、なんら違和感がない。
店舗の外観が定期的に話題となっているのはPPIH側も認識しており、「デザインについて『エモい』とコメントされている人もいらっしゃるようです」と笑顔で語ってくれた。
【店舗情報】
ドン・キホーテ パウ石切店
大阪府東大阪市西石切町7-3-46
・合わせて読みたい→千葉・柏で人気の「レイソル丼」 チームカラーに染まっていると思いきや…
(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)