大阪市の解体工事現場で大型重機転倒 40代男性が中等症のけが
「解体現場で建物が崩落した。ユンボに乗っていた40代男性がユンボとともに倒れて、弱っている」との通報。
16日午前7時半頃、大阪市中央区島之内2丁目の解体工事現場で大型の重機が倒れる事故が発生。この事故で重機に乗っていた40代男性がけがをし、また火災も起きた。しらべぇ取材班は消防と目撃者から話を聞いた。
■44歳男性中等症
大阪市消防局によると、午前7時32分に通行人から「解体現場で建物が崩落した。ユンボに乗っていた40代男性がユンボとともに倒れて、弱っている」との119番通報が入った。消防車両10台(うち救急車1台)が出動し救出作業にあたった。
午前7時45分に男性を救出し、市内の病院に搬送。搬送された44歳男性は中等症だという。また、この事故で重機が倒れたビルの側壁一部と重機のホースが燃えた。現在消防と警察が事故状況について、詳しく調べている。
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■爆発音がして家が揺れた
近くのビルで事故を目撃した鳴海優さんは、「自分は1階にいたため、そこまで大きな音は感じなかった。しかし7階にいた別のスタッフはものすごい大きな音を聞いたそうだ」と当時の状況について語った。
しらべぇ取材班はこの事故に関する投稿をSNS上で8件確認。近くに住む人からは「爆発音のような大きい音がして、家揺れた」といった声があがっている。