辻萬長、がん治療専念のため『鎌倉殿の13人』の降板発表 主人公の祖父役
俳優・辻萬長が、腎盂がんの治療に専念するため『鎌倉殿の13人』の降板を発表。代わって浅野和之が出演する。
俳優・辻萬長(つじ・かずなが)が、腎盂(じんう)がんの治療に専念するため、出演予定のドラマを降板することを16日、所属事務所が発表した。
■『鎌倉殿の13人』に出演予定
辻は2022年放送予定のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で、小栗旬が演じる主人公・北条義時の母方の祖父で、伊豆の国の豪族である伊藤祐親を演じることになっていた。
辻が所属するワタナベエンターテインメントは、公式サイトで「かねてより患っておりました腎盂がんの治療に専念するため、番組スタッフの皆様と協議の上、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を降板させていただくことになりました」と説明。
「スタッフ・キャストの皆様、並びにドラマを楽しみにしていただいております皆様には、ご迷惑、ご心配をおかけいたしますことを心よりお詫び申し上げます。皆様に元気な姿をまたお見せできますよう、治療に努めて参りますので、引き続きご声援の程何卒よろしくお願い申し上げます」と呼びかけた。
関連記事:『晴天を衝け』にディーン・フジオカ出演決定 「また五代様が見られる」と歓喜の声
■代役は浅野和之に
この発表を受け、NHKのドラマ公式サイトでも同日、「辻萬長さんが病気療養のため出演を辞退されることとなりました」と『鎌倉殿の13人』の降板を報告。
辻に代わって俳優・浅野和之が出演することも発表し、「ご回復を心よりお祈り申し上げます」としている。
関連記事:柏木由紀、「脊髄空洞症」治療と手術のため一時休養へ コメント全文
■多数の大河ドラマに出演
辻は俳優座養成所を卒業後、劇団を経て、舞台のほか、多数のテレビドラマや映画でも活動。
NHK大河ドラマでは、1968年の『竜馬がゆく』をはじめ、『峠の群像』(1982年)や『太平記』(1991年)、『風林火山』(1995年)、『いだてん~東京オリムピック噺~』(2019年)など、これまで14作品に出演している。
・合わせて読みたい→志尊淳、急性心筋炎で3週間程度の休養を発表 「病状は改善傾向」
(文/しらべぇ編集部・しばたけろこ)