17歳少年のアゴが肥大し… 輪郭を変貌させた82本の“歯”の摘出手術に成功
10代少年の顔が、四角くいびつな形に…。その原因が、ようやく明らかになった。
数年前からアゴが大きくなり始め、いつのまにか口を動かすことさえ困難に感じるようになっていた少年。検査したところ驚くような原因が判明したこと、その後に行われた手術が成功したことを、『LADbible』など海外のメディアが伝えている。
■アゴで悩み続けた5年間
インド・ビハール州で暮らす少年(17)は、5年ものあいだアゴの腫れを気にしながら暮らしていた。「この問題を解決してほしい」という一心でいくつもの病院に行き、「治療してください」とお願いしたが、どの医師も適切な治療を施すことができず、少年は困り果てていた。
そのうち両耳の下からアゴにかけて肥大し、輪郭もすっかり変わってしまった少年。口を思うように動かせなくなったことから悩み、再び病院で検査してもらうことにした。
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■ようやく原因が判明
同州にある医療センターで診察・X線検査などを受けた結果、少年のアゴ内部に腫瘍のようなものができていること、またそこに歯の組織がびっしり埋まっていることが明らかになった。
その状態をじっくり確認し「歯牙腫に違いない」と判断した主治医たちは、さっそく手術でそれを摘出することにした。