たかまつなな、小山田圭吾いじめ自慢問題で提言 「対話できる社会にしたい」

お笑いジャーナリストのたかまつななが小山田圭吾の問題に触れ、社会の理解を求めた。

2021/07/18 18:35

  1. たかまつなな

お笑いジャーナリストのたかまつななが18日に自身のツイッターを更新。過去のいじめ問題で騒動となった小山田圭吾の問題に触れ、ネット社会の怖さを語った。



 

■防げなかった時にどうするのか

小山田の問題に触れたたかまつは「人は間違いをすることがある」とした上で、その対応には「謝罪、説明、再発防止」をすることが大切だという。

ネットの炎上騒動の際に当事者を悪者のようにたたいていく風潮には「いじめをなくすために、防げなかった場合にどうすればいいのか考えたい」と問題そのものを指摘するのではなく再発を防止するための方法を考えるべきだと話す。

過去にいじめやパワハラの被害に苦しい胸の内を明かしたこともあるたかまつは「フラッシュバックする方もいるし、傷が一生のこる」と被害者の心の中に残る深い傷をどう癒やしていくのかについて社会の理解を求めた。


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■誰もが簡単に加害者になれる時代

たかまつは「無意識のうちに差別やいじめに加担することもありうる」と、知らずとも他人を傷つけてしまう可能性のあるネットの危うさに「本当に怖いと思う」と感想をツイート。

そんな危うさにたかまつは自分が知らないうちに他人を傷つけてしまった時に「どうしたら許されるべきなのか」と問題提起。「炎上するから過去の過ちを隠す風潮は避けたい」とたかまつが話すように臭いものにふたをしてしまえば良いというものではない。


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■対話できる社会へ

間違えてしまった過去も含めて包み隠さずできるようになるには、小山田のように過去に問題があった人物をさも犯罪者であるかのように徹底的に追求しようとする最近の流れには疑問が残る。

たかまつの「対話できる社会にしたい」という願いをかなえるには、気がつかないうちに被害者と加害者のどちらにもなってしまいかねないインターネットの危険性をきちんと認識し、間違いを認めて歩み寄れる社会を作っていくことが必要だろう。

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(文/しらべぇ編集部・綾崎 かなめ

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