4歳の娘からのプレゼント、なぜか炎上騒動に… 突然の「中傷」に疑問の声も

とある父親が、娘からもらった心温まるプレゼントの写真をSNSに投稿。その内容に対し、予想だにしなかった声が寄せられており…。

2021/07/21 11:45


 

■実際に娘に聞いてみると…

「勤め先がコロナのあおりを受けており、私には多少の収入減がありました」と、今回の「コロナ貧乏」の件について振り返るなべさん。

しかし家庭では妻も正社員として勤めていることもあり、「家計には大きな影響はなく、ただ私が小遣いとして好きに使う分を多少抑えている、といった程度のもので、こうした発言をどこかで『貧乏』と表現したものを、娘が覚えていたのかと思います」とも分析していた。

娘が財布をくれた意図について、なべさんは本人に確認していなかったそうなのだが、今回の一件を切っ掛けに質問してみたところ「娘はケロッとしていて、もうほぼ(財布を)あげた状況も心境も覚えてませんでした」とのことで、財布を渡した娘自身も「特別なこと」とは考えていなかったことが分かる。


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■もちろん「擁護」の声も多数

前述の通り、多くの人々を感動させただけでなく、期せずして「非難の的」にもなってしまった今回のツイート。

娘の行動に「感動した」というユーザーの多くはなべさんに直接リプライを送っているのに対し、「貧乏アピール」という点を槍玉にあげている人々の大半は引用RTという形態で非難の声を上げていた印象を受けた。また、そうした声を上げるアカウントの中には開設したてのものも少なくなく、「2021年7月からTwitterを利用しています」という表記が妙に印象的である。

しかしなべさん及び、娘の心境を汲んだ多くのユーザーからは「娘さんの優しさにパパが涙した。それでいいやないか」「え、これって虐待なの? 普通に子供の優しさジーンてきたけど」「これの引用が荒れてるのが謎すぎる」など、擁護や疑問の声が多数上がっているのも事実。

さらには「自分の育った環境を投影させている人が多すぎる」 「虐待されてた人とかが自分の経験から過剰に反応してるけど、自分が辛かったからって、何でも似てるだけで悪い方に結びつけるのやめたほうが良いよ」といった具合に、ツイッター特有の闇に首をかしげている人も少なくない。

なお、続発で投稿された「お金も全部栄一に育てていつか返しますです」というツイートはなべさんの真意で、「娘から温かみのある贈り物をもらい、この財布の中身を全て一万円札に変えて、娘が大きくなった時に渡そうという考えております」「その頃、娘は財布のことなど忘れていると思いますが…『昔パパにくれたんだよ』ということを話して、ずっと取っておいた4歳時の手作り財布にお金を入れて渡そう、そのお金は随所で必要なお金とは全く別の、好きに使えるお小遣いにしてほしいと、そんな気持ちで思い立ち、今回ツイートしました」と、未来への展望を語ってくれた。

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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

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