東京都、23日のコロナ新規感染者は1359人 増加幅縮小も連休明けに懸念の声
東京都福祉保健局が発表した新型コロナウイルス新規感染者数は1359人。前週同曜日から88人の増加となった。
東京都福祉保健局が発表した23日16時45分時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数(速報値)は、1,359人となった。重症者数は前日から2人増加して68人、65歳以上の新規感染者数は前日から29人減少して37人。また、都外からの検体持ち込みによる陽性者は22人だった。
■増加幅が縮小
20日から前週比500人以上の激増が続いていた今週。しかし連休2日目で検査数が減ることもあってか、この日は前週を上回ったものの増加数は88人。ただし2月以降の金曜日では最も多い数をさらに更新している。
前日と比較すると620人の減少となり、前週同曜日を31日連続で上回った。
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■移動平均は2日連続1,300人台
直近7日間の移動平均は1,386.0人に増加し、2日連続で1,300人台に。ただし、対前週比は146.5%と大きく下落した。
また年代別では、20代が492人と最多。30代が276人、40代が204人と続く。男女別では男性768人に対して女性は591人。東京都の累計感染者数は196,400人となった。40代男性1人の死亡も報告されている。
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■連休明けに不安の声
増加幅がやや抑えられているのは連休のせいか、緊急事態宣言の効果も出ているのか。SNS上では、「今日は2,000人超えを覚悟していた」といったやや安堵の声も。
一方で、「休日で検査数が減っているだろうからなんとも言えない」といった疑いの目や、「検査数が増える月曜以降にドーンと増えるのではないか」と暗い先行きを予想するユーザーも目立った。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)