飛行機でオムツをゴミ箱に捨て「搭乗お断り」 ブラックリスト入りの母親が怒りの訴え
その客室乗務員は、誰に対してもそういう態度なのか、それとも虫の居所が悪かったのか…。
このほど幼い子を連れて飛行機を利用した女性が、汚れたオムツを機内のゴミ箱に捨てたことで「搭乗お断り」のブラックリストに登録されてしまった。「まさかそんなことで?」と、子育て世代の間で波紋を広げている。アメリカの『Opera News』やイギリスの『Mirror』などが報じた。
■オムツをゴミ箱へ
アメリカ・テキサス州のヒューストンからメサ航空のフライトを利用し、モンタナ州へと向かったファラ・ナズ・カンさん(34)。幼い子供を連れていたため、フライトの途中でオムツを換えにトイレに入り、汚れたものをゴミ箱に捨てた。
すると、1人の男性客室乗務員がファラさんのもとへ飛んできたという。
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■「バイオハザードです!」
その乗務員は、ファラさんに向かって「あなたは今オムツを捨てた。それはバイオハザードですよ!」と怒鳴った。ウイルスや細菌などの病原体が繁殖し、恐ろしい疫病を引き起こすという指摘に、ファラさんは驚いたという。
「ではオムツをゴミ箱から取り出しましょうか」と尋ねところ、「当然ですよ」と返され、仕方なくたくさんのゴミの中から自分が捨てたオムツを探し、拾い上げることになったファラさん。メディアの取材に応じ、「軽蔑に満ちたまなざしを感じ、とても屈辱的な出来事でした」と話している。