新型コロナ濃厚接触者になった人が語る 隔離生活で「本当に必要になるもの」
「濃厚接触者としての自宅待機でさえ、想像していたよりずっと精神的にキツかった」と話す。
■隔離生活で「必要になったもの」は…
食料品の買い出しは、近所に住む両親や友人を頼ったというAさん。「食料品は、ネットスーパーなど何とかなりますが、女性は、日頃から生理用品のストックは余裕を持って買い置きをしておくと安心だと思います」と話す。
またAさんは、「とにかくストレスになるものを徹底排除」すると決め、料理が大変なら出前を取り、好きなものを食べ、家から出ないので1日パジャマでOK、多少自堕落になっても「子供の前で笑顔でいる」ことが最重要と考えたという。
「綺麗事は一切ナシにして、自宅待機中に本当に必要と感じたものは何かと聞かれたら、『いつも飲んでいるコーヒーなどの嗜好品』と『娯楽』と『貯金』と答えます。とにかくストレスを溜めないこと。明るいバラエティ番組にも救われた。エンタメは“不要不急”ではありません…」とAさん。
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■保健所の担当者からの言葉に涙
自宅待機をしてから10日ほどが経ち、子供の登校再開に向けて準備をしていた頃、保健所から連絡が。
「このまま発熱など症状がでなければ、◯日からは学校にも登校できる」といった連絡だったそうだが、「担当の女性職員の方が、『お母さんも本当に大変でしたね。あともう少しですからね』と優しく声をかけてくださったときは、涙が出ました」と振り返る。
また、学校側の配慮により、濃厚接触者となった事情は伏せられ、登校再開後に子供たちが心無い扱いを受けるといったこともなかったようだ。
いつ誰が感染してもおかしくない状況。「自分は大丈夫だろう」という過信は今すぐに捨て、改めて感染対策を徹底していきたい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)