大谷翔平選手、打った瞬間に確信の35号本塁打 「もうみんな慣れてない?」
大谷翔平選手が35号ホームランを放った。98試合目での到達は、ア・リーグでは8年ぶりの最速記録となった。
ロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平選手が25日(日本時間26日)、敵地ターゲット・フィールドで行われたミネソタ・ツインズ戦に出場し、35号のホームランを放った。
■最速の35号到達
「2番・DH」で出場した大谷選手は6回の第3打席、1死無塁で、左腕・コロム投手が投じたスライダーを捉えると、打球は一直線に右翼スタンドに突き刺さった。
チーム98試合目での35号は、ア・リーグでは2013年のクリス・デービス内野手(ボルチモア・オリオールズ)以来、8年ぶりとなる最速での到達。
米国以外の出身選手が、7月中に35本塁打以上を放ったのは、元シカゴ・カブスのサミー・ソーサ氏、元ボストン・レッドソックスのデビッド・オルティーズ氏、元コロラド・ロッキーズのビニー・カスティーヤ氏に続いて史上4人目となった。
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■申告敬遠に異例のブーイングも
本塁打王争いでは、2位のウラジミール・ゲレロJr.内野手(トロント・ブルージェイズ)に再び3打差をつけた。
大谷選手の勝ち越しのアーチで、チームは6-2で競り勝って2連勝し、勝率5割に復帰した。この日の大谷選手は、初回1死の2塁内野安打と合わせて2試合連続、今季28度目のマルチ安打。8回2死3塁でのツインズの申告敬遠では、地元のツインズファンからも異例のブーイングが起こった。