橋下徹氏、五輪中止を否定した菅首相に提言 「撤退ラインの設定が必要」
五輪中止を否定した菅義偉首相の発言を受け、橋下徹氏がツイッターで持論を展開した。
■「撤退ライン」の重要性も…
続いては、ワクチン接種の普及に伴う入院基準の変更を提案し、再び「撤退ライン」について言及。
「撤退ラインを決めていないので、ラインを避ける議論が何もない。ただただオリパラ継続、そして病床使用率が上がるのを放置しているだけ」と述べると、「国家として体をなしていない」との厳しい言葉も見せる。
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■中止論が高まることを危惧
最後は、「感染者数が増え病床使用率が80%を超え、医療現場から中止の声が上がり、もともとあった中止の声がうねりにならないか心配」とも。
同日に過去最多の新規感染者数を更新した東京や、全国的に感染が拡大する現状を踏まえてか、中止を望む声が高まることを危惧している。人々が五輪に熱狂する裏で、着実に感染が広まっている日本列島。橋下氏が指摘する通り、今後は世論も変わっていくかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・玉山諒太)