『世界遺産』で鹿児島と沖縄の自然遺産を特集 「こんなところがあったのか!」
8月22、29日放送の『世界遺産』で、このほど登録が決定した「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」を特集する。
8月22日、29日放送のTBS系紀行ドキュメンタリー番組『世界遺産』(日曜・午後6時)で、このほど世界遺産への登録が決まった「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」を2週にわたって紹介する。
■2年ぶりの登録
オンラインで開催されているユネスコの「第44回世界遺産委員会拡大会合」で、今月26日に「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」(鹿児島県・沖縄県)が、27日には「北海道・北東北の縄文遺跡群」(北海道・青森県・秋田県・岩手県)が、正式に世界遺産に登録されることが決定。
日本の世界遺産としてはそれぞれ24件目、25件目で、2019年の「百舌鳥・古市古墳群」(大阪府)以来2年ぶりの登録となった。
これを受け、番組では「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」を2週にわたり特集する。
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■絶滅危惧種も生息
日本の自然遺産としては、「小笠原諸島」(東京都)以来、10年ぶり5件目の自然遺産登録となった同地域。西表島は周辺海域を含む全域が西表石垣国立公園、沖縄島北部はやんばる国立公園、奄美大島と徳之島は奄美群島国立公園と、それぞれが国立公園に指定されている。
独自の生態系によって進化した希少な動植物も見られ、絶滅危惧種の中でも絶滅の恐れが最も高い「深刻な危機」に指定されているイリオモテヤマネコをはじめ、同じく絶滅危惧種のアマミノクロウサギ、ヤンバルクイナなどが生息している。