学校に鳴り響くベルの音 チャイムが故障した小学校の凄い対応が話題に
まるで昭和にタイムスリップしたかのような光景に「懐かしい」といった反響が寄せられている。
学校で授業の開始・終了を知らせるチャイムだが、昔は放送ではなくハンドベルが用いられていたという。今、ネット上ではとある小学校のタイムスリップしたかのような光景が話題となっているのは、ご存知だろうか。
■雷雨でチャイムが故障した小学校
注目を集めているのは、奈良県生駒市にある生駒市立生駒南小学校が20日に投稿したツイート。雷雨で放送設備が故障したためチャイムが鳴らなくなってしまったらしく、そこでプールに眠っていたベルをチャイム代わりに使用しているというのだ。
ツイートの写真には校舎の外でベルを鳴らしている職員の姿と、緑青が付着した年季が入ったベルの写真が載せられていた。
先日の雷雨で本校の放送設備等が破損してしまいました。そのため、チャイムが鳴らなくなってしまいました。そこで昔のベルをプールの倉庫からとってきてチャイム代わりにしています。今から50年位前の学校のように、カランカランという音が授業や休み時間のたびに校内に響き渡っています。 pic.twitter.com/UxH0UdRM0d
— 生駒市立生駒南小学校 (@Ikoma_minami_e) July 19, 2021
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■対応に称賛の声
投稿には「こういうの憧れるよね」「逆に風情がありますね」といった反響とともに「お~凄い対応力」「頭の柔らかい先生が居て良い学校なんだろうな」と称賛の声が寄せられていた。
また、「50年前の日常が現代によみがえったのはなんだか楽しいです」「うちの小学校ではベルを鳴らしながら教頭が走り回ってた覚えが…」と当時を思い出して懐かしむ人もいた。
そこで今回は生駒南小学校に詳しい話を聞いてみることに。すると柔軟なアイデアが生まれた経緯が明らかになったのだ。