スタバが新たに始めた謎の呪文詠唱 その正体に高知県民のテンション爆上がり

スタバ店員が唱え始めた謎の呪文。その正体を受け、思わず笑顔になってしまったユーザーが急増中だ。

2021/07/29 12:00


 

■マジで何を言ってるのか分からない…

高知フラペチーノ

今回の取材を快諾してくれた同店SM(ストアマネージャー/店長)の浦田さんに話を聞くと、「当店では47 JIMOTO フラペチーノの注文を受けた際、レジ担当が『高知フラペチーノ入るきねー』と掛け声を出し、これを受けてバー担当が『よっちょれよっちょれ』『よっちょれよー』などと返します」と、店舗の取り組みについて紹介してくれた。

「入るきねー」は何となく地元の方言なのだろうなと予想はつくのだが、「よっちょれよっちょれ」は完全に異次元の世界。やはり「ライトアイス」や「エクストラホイップ」などが霞んでしまうレベルで強力な呪文なのだろうか…。

高知スタバ

じつはこちらは呪文でなく、毎年8月に高知市で開催される「よさこい祭り」の掛け声であることが判明。よさこい祭りは「四国三大祭り」の一つに数えられる高知の一大イベントで、夏の風物詩として長らく地元民たちに愛されてきたのだ。


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■なぜこちらの掛け声を?

スタバ 高知あぞの店

しかし新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、昨年はよさこい祭りの開催自体が中止に。今年も同様に祭りを中止とし、代替イベントが実施されるとのことだ。

これらの背景を踏まえ、浦田さんは「少しでも地元のお客様にもお祭りの雰囲気を楽しんでほしい! 地元のお客様に高知の雰囲気を楽しんでほしい! という思いから、店舗のパートナー(従業員)が掛け声の取り入れを考えました」と、今回の取り組みに関する詳細を語ってくれた。

利用客からもかなり評判が良いとのことで、「お客様にも喜んで頂き、こちらの掛け声に関するパートナーとの会話なども見受けられます」「高知の47  JIMOTO フラペチーノを通じ、地元のお客様との繋がりが作れていることを実感しております」と、店内の様子を笑顔で振り返る。


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■他県でもあふれる地元愛

現在スタバでは、6月30日より販売開始となった「47 JIMOTO フラペチーノ」が大きな話題となっているほか、大阪府の店舗では「まいど!」秋田県の店舗では「へばね」など、地元の言葉にフォーカスした独自の接客サービスも注目を集めている。

最寄りのスタバ店舗でこちらの商品を注文すると、身近すぎて今まで気がつかなかった「地元の魅力」に改めて触れることができそうだ。なお、店頭の混雑状況によっては全てのサービスを実施することが困難なケースもあるため、その点だけは注意。


【店舗紹介】

スタバ 高知あぞの店

「スターバックス コーヒー 高知あぞの店」

高知県高知市薊野北町1丁目9−39

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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

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