玉川徹氏、ネガティブを乗り越えた競泳・大橋選手を尊敬 「なかなかできない」
かつては、ネガティブな性格だったという大橋悠依選手。玉川徹氏は、その精神力の強さにも着目し称賛した。
29日放送の『羽鳥慎一 モーニングショー』(テレビ朝日系)では、東京五輪・競泳女子で200メートルと400メートルの個人メドレーで初の2冠を達成した大橋悠依選手について特集。同局の玉川徹氏は大橋選手の底知れぬ精神力のすごさについて改めてコメントした。
■競泳・大橋選手が日本女子初の快挙
今大会で200メートルと400メートルの個人メドレーで2つの金メダルを獲得し、“史上最強のニューヒロイン”と称えられた大橋選手だが、同日の放送では、決して順風満帆とはいえなかった、彼女の競泳人生を振り返る。
番組VTRでは、幾度と挫折を繰り返してきた中で、「ずっとやめたいと思っていた」と過去の取材で打ち明けた大橋選手を紹介。
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■ネガティブ思考を変えたコーチの存在
平井伯昌監督は、かつての大橋選手は「すべてのことをネガティブにとらえる」性格だったと話し、明るく接することを心がけてきたという。
大橋選手は、怪我や重度の貧血など体調不良にも悩まされ、結果が伸びず苦しい時期もあったが、2017年に出場した日本選手権では、日本新記録を打ち出し優勝。トップスイマーの仲間入りを果たし、今大会の栄光をつかんだ。
玉川氏は、「何がすごいのかって結果だけじゃなくって、自分の中の(弱点となる)部分を乗り越えて、十分な準備をして最終的に自分の力を100%発揮して達成した人たちだってことなんですよね」と改めて大橋選手を称賛する。
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■金メダリストの精神力を尊敬
また「大橋選手は悲観主義だったんだよね」「だけど、最終的にそれを乗り越えてメダルに到達するわけでしょ」と、彼女のメンタル面の強さにも注目。
玉川氏は「悲観に陥りがちなんですよね、僕もね」と明かし、「“悲観主義は気分によるものだけども、楽観主義は意志によるものである”って言葉があって…」とフランスの哲学者の言葉を引用し、「なかなかそれができない」と嘆く。
そのうえで、「メダリストの人たちってのは、それをした人たちなんだよね。だからそういう視点で僕は尊敬するんですよ」と自ら弱点を乗り越える、メダリストたちの精神力を改めて称賛した。
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(文/しらべぇ編集部・植野春香)