「オリンピックは悪くない」　加藤浩次、五輪を言い訳に外出する人に言及

タレントの加藤浩次が30日放送の『スッキリ』（日本テレビ系）に出演。新型コロナウイルスの感染者が急増する中、東京五輪が盛っているのを見て外出してしまう人に私見を述べた。

■感染拡大が心配される現状

東京都は29日、新型コロナウイルス新規感染者が3,865人と過去最多を記録。番組では、感染拡大の現状や、東京都の医療への影響などを取り上げた。

菅義偉首相をはじめとした政府の発言や自治体の行動に疑問を抱く声が相次いでおり、東京五輪開催による感染の影響を心配する声も多い。この日も菅首相など「トップの人間」のリーダーシップについて議論する場面が何度かあった。

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■「オリンピックは悪くない」

加藤は「菅総理もそうですけど、自治体のトップの言葉などは結構意味があると思うんですけど、そこも当然大事」としたうえで、「やっぱり一人ひとりの気持ちですよ。『オリンピック盛り上がってるから外出ようぜ』って、これ全然オリンピックのせいじゃないですからね。オリンピックは悪くないですからね」と断言。

「オリンピックにかこつけて出てる人が悪いわけだから。ここは分けないと。オリンピックやってるからみんな気持ちが上がって外に出るって、これはオリンピックと切り離さなきゃいけないなって僕は思うんだけどね」と私見を述べた。

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■ネットでは賛否の声

森圭介アナウンサーが「そこを言い訳になってはいけないですよね」と共感すると、加藤は「今なんとかしないと、これ以上、死者や重症者を増やすわけにはいかないですからね」と訴えていた。

ネット上では「オリンピックは言い訳にならない」「思ってたこと言葉にしてくれてまさにスッキリ」「いいこと言ってくれた」と共感する声があがるが、「直接は関係ないけど、無関係ではない」「オリンピックのせいではないけど、そう仕向けているのは政府」「オリンピックばかり流したら皆気も緩むと思うけど？」と否定的な声もみられており、意見は分かれている。

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（文／しらべぇ編集部・二宮 新一）