小さな愛犬が10歳の飼い主を野生動物から防護 「ヒーロー犬」と話題に
重症を負いながらも、野生動物から飼い主を守った小型犬がいる。
愛犬と散歩中の少女が、野生動物と遭遇。すぐさま逃げたものの追いかけられ、襲われかけた。そのとき勇敢な愛犬が飼い主を守ったことを、アメリカの『FOXニュース』が報じた。
■コヨーテに立ち向かった愛犬
カナダのトロントにある町で22日、10歳の少女がヨークシャーテリアのメーシーと散歩中にコヨーテに遭遇。リードを捨て逃走したが、コヨーテは少女を追いかけて襲おうとした。
そのとき、メーシーが飼い主を救うべくコヨーテに立ち向かい、懸命に闘ったという。
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■ICUで生命をさまよう重傷
その結果、メーシーは背骨と脚に40針を縫うほどの重傷を負い、数日間をICUで過ごすことになった。
少女は今回の件に関して、メディアに「メーシーがコヨーテと闘っているとき、すぐに逃げて近所のおうちに助けを呼んだけれど、誰にも届かなかった」と語っている。住民はまさか自分が住んでいる地域でこのような事件が起こるとは、思っていなかったのだろう。
また少女からの電話を受けた母親のドロシー・クワンさんは、やはりメディアに対し「話を聞いたときはとても驚きました」「行きつけの獣医師にすぐ連絡しましたが、病院はすでに閉まっていたので、緊急病院へ電話しました」と語った。
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