オリンピック選手村の最寄りスーパーで見かけた「普段と違う光景」
酒類の持ち込みが許可されているオリンピックの選手村。最寄りスーパーに行くとウイスキーなどの酒類棚がすっからかんで…。
■何を求めてスーパーへ?
彼らは何を求めてスーパーに来たのか。足早に買い物を済ませた彼らが退店した後、売り場を覗くと、酒類がかなり無くなっていることに気がついた。店員は慌てて在庫を補充している。
この時期、日本で売れるのはやはりビールやサワー、ハイボール系だが、棚を見るとそれらの棚には特段変わりはなく、ウイスキー、焼酎、梅酒の段がスカスカに。
特に「知多」「余市」などジャパニーズウイスキーがかなり売れている。日本の酒をこの機会に試したいということに加え、ビールと違い1本買えば数日飲めるというのが人気の秘訣なのだろう。
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■31日には警察沙汰も
選手村には、敷地内での酒類販売・提供はないが「持ち込みはOK」というルールが存在する。それゆえ先程の関係者たちが酒を大量に買い込み、村に持ち帰っているのだ。外出が厳重に禁止されている中、ひとときの酒で鬱憤を晴らしたいという気持ちはわからなくもない。
しかし、7月31日には選手村敷地内で複数の外国人選手らが酒を飲んで騒ぎ、注意しようとした大会関係者とトラブルになった挙げ句警察が出動したという報道も…。
「お酒はほどほどに」という言葉があるが、度を越さない程度に日本の味を楽しんでもらいたいものだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤)