太田光、コロナ感染拡大の原因扱いされる若者世代を擁護 賛同の声が続出
コロナ感染拡大の要因だと悪者扱いされる若者世代。彼らを擁護した太田光のコメントが、ネット上で反響を呼んでいる。
1日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に、爆笑問題の太田光がレギュラー出演。新型コロナウイルスの感染拡大を若者のせいにする風潮に異議を唱え、視聴者の賛同を集めた。
■感染拡大が若者のせいに?
菅義偉首相は7月30日の会見にて、「強く憂慮すべきことがあります。若い世代での感染が急拡大を致していることであります」と発言。
小池百合子東京都知事も「ワクチンを若い人にも打ってほしい」「若い人たちの行動がカギを握っている」などと発言しており、番組は飲食店の次は若者がターゲットになっているのではないかと提起した。
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■若者世代に寄り添ったコメント
太田はこれに関して、「若者はめちゃくちゃ頑張ってますよ」と同情。「1年半、自分たちがハタチのときを考えたら、こんな友達と交流できない、田舎にも帰れない、大切な時間全部奪われて、精神的に崩壊すると思う。俺だったら」と続け、その状況を慮る。
さらには、「今、五輪で世界中を元気づけてるのは、まさに若者じゃないですか?」と若いアスリートが大活躍している現状を指摘。最後も、「もう、これ以上若者のせいにするのは絶対やめたほうがいいと、俺は思うけどね」と締め、若者を悪者にする風潮に強く異議を唱えている。
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■多世代から共感が続出
この発言に対し、当事者世代からは「太田さんのコメント刺さるなぁ」「わかってくれてありがとう!」「仲間と交流もままならない状況も耐えている若者世代の努力、認めてくれた」といった声が。理不尽な状況が代弁されたことに、称賛が相次いだ。
他の世代からも、「長男は、昨年就活も最後のサークル活動も満足にできなかった」「うちらの歳の2年間と20歳の2年間じゃ価値が違う」「自分たちが10代、20代の時にこんな世の中だったら私は間違いなく発狂してる」などと共感が続出。多くの視聴者が溜飲を下げたようだ。
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(文/しらべぇ編集部・玉山諒太)