流行ゲームの広告に致命的すぎる誤植!? 運営会社を直撃して察した「真実」

秋葉原駅前に掲出された人気ゲーム「グランブルーファンタジー」の広告に誤植が。何にでも首を突っ込むタイプの記者が、運営元を直撃。

2021/08/03 14:05



■「誤植なんでしょ!?」と運営会社に直撃!

そうなると誤植か。じつは「もえらる」の文字列、グラブルの動画CMやPR用の素材もだいたいこの表記になっており、キャンペーン情報をweb記事にしている各ゲームメディアも気がついていないもよう。

義憤に燃える記者は、グラブル運営元であるサイゲームスに取材を申し込んだが、サイゲームス側からは「ご回答はお控えさせて頂きます。記事のご掲載ありがとうございます!」と妙に冷静な回答が。あれ…なんか、踊らされているのはしらべぇ記者だけの気が…。

https://www.youtube.com/watch?v=Pyfyh4tGfGg

運営側から明確な回答はなかったものの、そもそも考えれば、ゲーム会社、広告代理店、デザイナー、校閲担当者、コピーライター、印刷会社と、多くのプロが携わる広告でこんな単純なミスが放置されたままのわけがなく、あえての文字間違いで話題化させる作戦だったに違いない。

これまで多くのCMに携わってきたコピーライターに今回の件を見てもらうと、「面白いですね。これは意図的でしょう」と分析。

その上で「過去、コピーライターの大御所・仲畑貴志さんが書いたチョコラBBの有名なコピーで、『世の中、馬鹿が多くて疲れません?』というものがあり、大炎上してCM差し替えに。ところが、事前に別バージョンが用意されていて『世の中、お利口が多くて疲れません?』という文言に変更されました。この例のように、話題を集めてから差し替えするという手法があるので、もしかしたら次の展開があるのかも」と推測した。


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■ネットでも話題

孔明の罠にまんまとハマった記者だったが、ネットでも「ミス…ですかね?」「間違ってるやん(笑)」「堂々としすぎていて謎ブルだと思ってる」と、疑心暗鬼に陥るファンが続出。

一方で、どう考えても意図的と理解したファンも多く、「サイゲ隙無いよな(賞賛)」「めちゃくちゃプロモーションうまいと思う 天才かよ」と絶賛の声のほか、「古文における『可能』の助動詞であり、つまり1000万も得らる=1000万手に入れることができるという意味になる」と完璧に分析する賢者の声も上がっている。

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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

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