尾木ママ、夏の甲子園開催に疑問 「子供たちの安心・安全確保して」
コロナ禍や熱中症の危険がある中での「夏の甲子園の開催」に疑問を呈した尾木ママ。読者からは様々な意見が。
■状況の急変を踏まえるべき
その後のブログでも「説明責任問題は月曜日から状況が急変していることを踏まえないと、のんきな一般論に終始してしまいますよ」とつづった尾木氏。
論点は“デルタ株の全国への広がり”とし、「東京では70%を越え水疱瘡並みの感染力で一気に全国へ広がりを見せています」と主張も。「デルタ株は若者を直撃しています」「熱中症警戒アラートは何のためですか?」「“進路”と“命”どちらが大切ですか」と記した。
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■コロナとの闘いに敏感になって…
他にも教師の立場から『安全配慮義務』は学校と教師にとって『最高の義務』と指摘。「刻々と変化するコロナとの闘いに敏感になってほしいです。子供たちの安心・安全確保してほしいです」と訴えている。
読者からは「本当に今は受験とか進路とか一旦置いて健康を守らないと未来も将来もないです」「コロナと熱中症も根性論で済むものではなく、人命にかかわること」との賛同の声が。
一方で「どうやったらできるか考えて学校行事を行うことは評価されるのに、甲子園は否定されるのがよく分かりません」「最低でも五輪選手と同じようにPCR検査を何度でも受けさせられるようにしてあげてほしいです」「大阪ドームとか使えないですかね」といった案も寄せられている。
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(文/しらべぇ編集部・しばたけろこ)