菅首相が負けられないため過熱する横浜市長選 山中竹春元教授がフェイクニュース被害

東京五輪の閉会式にあたる8月8日が告示日の横浜市長選挙が加熱している。

2021/08/05 12:30


 

■4つどもえの情勢

林文子

横浜市長選挙には9人が立候補予定だが、筆者が先日、当サイトに記事を投稿した時と情勢は変わり、田中康夫 vs 林文子市長の一騎打ちから、小此木 vs 田中 vs 林市長 vs 山中の4つどもえの様相だ。

同選挙には他に、前神奈川県知事の松沢成文氏、横浜市議の太田正孝氏、元衆院議員の福田峰之氏、水産仲卸業社長の坪倉良和氏、弁護士の郷原信郎氏も出馬を表明している


関連記事:『めざまし』コロナ禍で誕生した「リモハラ」 視聴者から多くの反響

 

■山中元教授を攻撃するフェイクニュースが拡散

選挙戦が過熱するあまり、卑劣なネガティブキャンペーンやフェイクニュース・ガセネタが飛び交っている。一番被害にあっているのが野党統一候補の山中竹春元教授だ。

写真週刊誌「FLASH」(光文社)は今週号で「横浜市長選『野党統一候補』がパワハラメール…学内から告発『この数年で15人以上辞めている』」という記事を配信・掲載。

山中氏がパワーハラスメント・アカデミックハラスメントを常習的に行っていて、それが原因で15人以上の職員・秘書・同僚が辞めたという衝撃的な内容だ。

個人情報保護法が施行され、名誉毀損の賠償額がつり上がったために、週刊誌が飛ばし記事を載せることは少なくなった。

訴訟リスクを回避するためである。FLASH記事を一読後、山中元教授が属したのは小さな研究室だから15名以上も辞めたというのには疑問を持った。

15人以上辞めたというのは元同僚のA氏の発言によるものだけだし、記事の告発者は3人しか出て来ないし、自民党サイドの一部が地元で流している情報と同じだし…と疑問も。

Amazonタイムセール&キャンペーンをチェック!

次ページ
■藤木氏らへも質問
立憲民主党田中康夫菅義偉江田憲司林文子山中竹春横浜市長選小此木八郎横浜市立大学藤木幸夫横浜港ハーバーリゾート協会
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング