サラッと書かれた楽譜指示、あまりに過酷すぎる 「どう歌えば良いんだ…」と話題に
突如楽譜に出現した、インパクトあふれる指示内容が話題に。その正体に迫ると…。
車を運転する際は「道路標識」に注目するように、世の中は多くの「指示」であふれている。こう書くと窮屈な世界をイメージしてしまうかもしれないが、指標を定めるため「最低限のルール」はいかなる分野でも必要なもの。
ツイッター上では、あまりにユニークかつ「過酷」な指示が話題となっていたことをご存知だろうか。
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■これは確かに過酷…?
注目を集めていたのは、ツイッターユーザー・斉藤ハゼさんが投稿した一件のツイート。本文には「この世で最も過酷な楽譜指示」とだけつづられており、これだけ見ても何のことか判断できないだろう。
しかしツイートに添えられた一枚の写真を見ると、思わず納得。そこには「谷山浩子が歌っているように/優しく」という、パンチの効いた楽譜指示が記されていたのだ。
この世で最も過酷な楽譜指示 pic.twitter.com/BBanBOh93N
— 斉藤ハゼ (@HazeinHeart) July 8, 2021
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■議論は哲学的な方向に
こちらのツイートは8,000件近いRTを記録するほど話題となり、他のユーザーからは「難題が過ぎる…」「いくら何でも具体的過ぎるだろ(笑)」「これほど過酷な指示を見たのは初めてかもしれない…」といった反響の声が続出する事態に。
シンガーソングライターとして50年近いキャリアを持つ谷山浩子だけに、「どの年代」「どの楽曲」をイメージするかでその表現がガラッと変わってしまうことが、議論を白熱させた要因だろう。
また「全休符なのに、どうやって谷山浩子になれば良いんだ…?」など疑問のリプライも少なくなく、何やら哲学的な解釈を見出す人々も多数見受けられた。
そこで今回は、話題の楽譜を使用している「合唱団 猫の森」(ツイート投稿主・斉藤さんも所属)に取材を敢行。すると「谷山浩子が歌っているように」という指示に込められた、とんでもなく深い思いが明らかになったのだ。