稲葉監督率いる侍ジャパン、初の金メダル 村上が先制本塁打&森下が5回無失点
東京五輪の野球決勝戦。日本がロサンゼルス五輪以来37年ぶり、正式競技となってからは初となる金メダルを獲得した。
東京五輪の野球決勝戦が7日に行われ、稲葉篤紀監督率いる日本が野球大国・アメリカとの接戦を制し、金メダル獲得した。
■村上が先制本塁打
96年のアトランタ五輪以来、25年ぶりの決勝戦。先制したのは日本だった。
0-0で迎えた3回、1死走者なしで打席には8番・村上宗隆。2-2と追い込まれてからの5球目を強振すると、打球はグングン伸びそのまま左中間スタンドへ。若き主砲の1発で1点をリードする。
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■先発・森下は5回無失点の好投
先発の右腕・森下暢仁は、1回を3者凡退に抑える好スタートを切ると、4回までスコアボードにゼロを並べる。
5回には2死1、2塁と、この日初めてピンチを迎えたが、ここも得点を許さず。5回3安打無失点と先発としての役割を果たし、マウンドを後続に託した。