10代男女5人が16歳少年を殺害 絶えない少年犯罪に懸念と嘆きの声
容疑者である少年少女たちへの追及は、今も続いているという。
■裁判と捜査は続く
5人の若者たちはグランビル警察署に連行され、被害者に故意に激しい暴行を加えた罪と、けがをさせる目的で連れ去った罪で起訴された。その後、殺人罪でも起訴されている。
さらに彼らは児童裁判所に出廷し、保釈が公式に認められなかったため13日に再出廷することにもなったが、捜査はまだまだ続いているという。
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■少年犯罪を嘆く声
この事件の報道を受けて、イギリスの新聞『Daily Telegraph』が公式ツイッターに「2018年4月4日。最初はセブン-イレブンで起こった事件で、マクドナルドでの銃撃事件へと発展し、シドニー南部のジム近くの駐車場での10代の若者の殺害で終わった。5年後の今、法廷ではなぜこれらの少年犯罪が起きたのかという議論が行われている」と投稿した。
2018年から2021年の現在まで、シドニーでは少年少女による犯罪事件が立て続けに起きており、その現状に嘆く声は多い。SNS上でこのたびの事件のニュースが数多くシェアされていることからも、少年たちの行動が社会に与えた影響の大きさが分かる。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)