10代男女5人が16歳少年を殺害 絶えない少年犯罪に懸念と嘆きの声

容疑者である少年少女たちへの追及は、今も続いているという。

2021/08/12 20:00

少年犯罪

8月初旬、オーストラリアのシドニー西部で暴行を受けた10代の少年が死亡した事件で、13歳から15歳までの5人の若者が殺人の疑いで起訴された。『7News』などオーストラリアのメディアが報じている。


 

■傷を負った少年が死亡

4日午後、通報を受けた救急隊がドゥーンサイドのペリジー・クローズにある住宅に駆けつけると、16歳の少年が頭と胸に傷を負った意識不明の状態で発見された。

少年は救急隊員による治療を受けた後で病院に搬送されたが、7日に死亡した。


関連記事:少年法改正、18歳・19歳は「特定少年」とされ 起訴されれば実名報道も

 

■若者5人が続々逮捕

ブラックタウン警察エリアコマンドの警官によって犯罪現場の確認が行われ、事件の捜査がスタートした。

その結果、13歳と15歳の少年2人と15歳の少女1人が起訴され、現在も法廷で審議が行われている。また追加捜査によって、5日には13歳の少年と14歳の少年もアーミントンで逮捕された。

Amazonタイムセール&キャンペーンをチェック!

次ページ
■裁判と捜査は続く
Twitterツイッター裁判少年犯罪暴行事件殺人容疑翻訳記事死傷事件銃撃事件Daily Telegraph
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング