クラスター発生で家族と婚約者が新型コロナ死 失意の女性がワクチン接種呼びかけ
大事な人たちが新型コロナウイルスに感染し、次々に他界…。悲惨な経験をした女性が、心境を告白した。
元気だった婚約者、そして母まで新型コロナウイルスに感染。祖母を含む3名との別れを経験した女性が語った内容を、『The Sun』など海外のメディアが報じている。
■大事な人たちが連続で新型コロナ死
アメリカ・フロリダ州で暮らす女性(35)が、大事な婚約者、そして愛する母と祖母の計3名を、わずか数日のうちに失った。彼らの命を奪ったのは、今も日本を含む世界の多くの国で猛威をふるっている新型コロナウイルスだった。
この女性がメディアの取材に応じ、「土曜日に祖母が亡くなり、月曜には婚約者も死んでしまいました」「そして昨日(木曜日)は、母が旅立ったのです」とコメント。
家族や婚約者、その両親といった身近な人たちのあいだで、クラスターが発生したことを明かした。女性の恋人は、まだ35歳。母親は65歳で、祖母は85歳だったという。
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■「ワクチンを…」という最後の願い
祖母の葬儀に行き見送りたいと思ったというが、ちょうど同じ時期に女性の母親が危篤状態に。病院に駆けつけ最後の別れを告げねばならなくなり、葬儀には行くことができなかったという。
女性の母親、そして婚約者は亡くなる前に女性と話し、「コロナワクチンを接種してほしい」「このウイルスに感染すると苦しいから…」と必死に訴えかけてきたという。
女性がワクチンを接種することが故人たちの最後の願いだったと明かした女性は、「どんなに(ワクチン接種が)大事なことか、みんなにもどうか知ってもらいたい」と語っている。