台風9号、九州に接近・上陸へ 北海道でも危険な大雨の恐れ

東京五輪閉会式を迎える8日、日本列島に同時に接近している台風9号・10号。今後の警戒情報について気象予報士が解説。

2021/08/08 12:05

気象予報士・千種ゆり子

8日(日)午前9時現在、2つの台風が日本付近に存在しています。千葉沖にある台風10号は、8日(日)夜には東の海上に離れます。一方、厄介なのが九州付近にある台風9号です。週明けにかけて西日本や北海道で災害発生の恐れがあり、警戒が必要です。

台風進路予想図

気象予報士の千種ゆり子が解説します。


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■台風9号 九州に接近・上陸の恐れ

天気予報

台風9号は当初台湾付近で弱まるかと思われていましたが、勢力を維持し、今夜九州に接近・上陸する予想です。


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■24時間で300ミリ 災害発生の恐れも

かなりの湿った空気をまとっているので、九州の雨量は24時間で最大300ミリが予想されます。たとえ大雨に慣れている九州といえども24時間でこれだけの量が降れば、川の氾濫や土砂災害が起こる危険があります。

天気予報


■北海道は記録的猛暑が一転して大雨に

さらに警戒していただきたいのが、現在記録的な猛暑に見舞われている北海道です。 台風9号は日本海で温帯低気圧に変わる予想ですが、温帯低気圧に変わった後のほうが、発達する見込みです。

天気予報

北海道付近でやや動きが遅くなるため雨雲が停滞し、平年8月の2倍の雨が降る恐れがあります。 大雨に慣れていない場所では、災害が発生しやすいです。9日(月)夕方~11日(水)にかけて北海道では、不要不急の遠出は控え、危険な場所には近づかないようにお願いします。

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(取材・文/気象予報士・千種ゆり子

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